料理で脳のトレーニング ~段取り上手になるコツ~
<Q>
先日、定年退職しました。今まで料理は妻に任せきりだったのですが、段取りよく料理をすると脳の働きがよくなり、認知症の予防になると聞いたので、これから挑戦しようと思っています。段取りよく料理するコツを教えてください。
<A>
料理をすると、脳の前頭葉が活性化することが証明されています。料理は献立を考え、適した食材の見分け・調達、素材を生かした調理、健康を気遣った味つけやおいしく見える盛り付けを考えるなど、脳をフル稼働する必要があるためです。また、手の細かい運動は脳の血流を増やす効果があります。まさに料理は、献立から後片づけに至るまで、脳を活発に刺激し続け、鍛える仕事だといえるでしょう。
料理は「家族を喜ばせる」「作った達成感」「おいしいものを食べる」などの充実感のある最高の「脳トレ」になります。初めはうまくいかないことがあっても、気負わず楽しみながら続けると上達につながります。難しい料理に挑戦するのも、さらなる脳の活性化につながってゆくことでしょう。
「段取り上手になるコツ」をまとめましたので、参考にしてください。