夏休み、「食べること」からエコ活動!
<Q>
夏休みに子どもと一緒に環境にやさしい取り組みを実践してみたいと思います。今年は早くから猛暑で節電要請が出たりしたので、省エネをテーマにしたいと考えています。最近、料理に興味を持ち始めてよく手伝ってくれます。どのようなことから始めればよいか教えてください。
<A>
私たちの便利で快適な暮らしは大量のエネルギー消費の上に成り立っています。夏の冷房や冬の暖房などの直接的なエネルギー利用だけでなく、物の生産や輸送などのエネルギーも間接的な消費として考えるのが一般的です。また、日々の生活に欠かせない水も浄水場できれいにして、各家庭に運ばれるまでに、大量のエネルギーを使用しています。普段の暮らしでのエネルギー利用が環境汚染や地球温暖化につながっていることを知るために、毎日の「食べること」から見直して、買い物・料理・片付けなどの場面で実行できることを考えてみてはいかがでしょうか。
実践的な取り組みを紹介しましょう。
料理に興味を持ち始めたお子さんでしたら、まずは簡単な料理からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。グリルを使ってメイン料理の肉や魚と付け合わせを同時調理すれば手間も省けて初心者向きです。茹で卵や麺類を茹でるときは、フタをして余熱で調理してみるのもお勧めです。余裕があれば、旬の食材から何を作るかメニューを考えながら買い物をしてみるのもよいですね。
地球にやさしい食生活をするために、自分の取る行動がどのように影響するのかを理解して、お子さんの年齢に応じて、できそうなことから取り組んでみましょう。
※当コラムは経済産業省の「夏季の省エネルギーの取組について」に併せて、役立つ情報の発信を目的としたコラムです。
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